科学技術論文の専門家 / The Leader in Science Communications 「発表して生き残ろう」 ― 学術論文発表における技術と技巧
MODULE I
学術ジャーナル出版の概要

Publish or Perish 「発表せよ、さもなくば滅びよ」


あなたを待ち受けるキャリアパス

研究者は、大学院に入る、あるいは高等教育機関で教鞭を取るようになるころまでに、自分の知的関心の方向性をはっきりと自覚し、同僚たちとの人脈を発展させ、論文も何本か発表して、履歴書に記載できるだけの実績を上げているものです。

そしてそのころには、自分のキャリアにおける研究発表への取り組み方について、いくつかの疑問点――あるいは懸念――を持っているかもしれません。"Publish or Perish" (発表か、死か)というフレーズは、終身在職権を得るための任期制度が確立されて以来、研究者を戦いの場に送りだすときの言葉として使われてきました。皆さんもおそらくは、この制度と切っても切れない関係にあるはずです。

研究者は論文発表の準備段階でフラストレーションを感じることがあるでしょう。というのは、ジャーナルに掲載されるか否かは最終的に他人の判断にゆだねられてしまい、素晴らしいプロジェクトもときには掲載不可となる場合があるためです。このチュートリアルは、論文が掲載される可能性を最大限にし、できるかぎりフラストレーションと無縁であるよう研究者の皆さんを支援するものです。

このチュートリアルは5つのモジュールから成り、それらを通じて以下の内容を学びます。
  • 学術出版に関与する変動要素
  • 自分が影響を及ぼすことのできる対象のコントロール方法
  • コントロール不可な対象から学び、成長する方法

それでは始めましょう »